品質管理体制
模型製作
3Dデータ作成
鋳造方案検討
CAE解析:鋳造解析ソフトを使用し事前方案検討。
1.流動解析:湯流れのシミュレーションを事前に行い、鋳造欠陥を防止。
2.凝固解析:最終凝固部を予測し、内部欠陥を防止。
1.流動解析:湯流れのシミュレーションを事前に行い、鋳造欠陥を防止。
2.凝固解析:最終凝固部を予測し、内部欠陥を防止。
取り代付け
分割
NC加工
組み立て
検査
3次元測定機:完成した発泡模型をデータ上で立体的にとらえて測定比較し製品形状に間違いが無いか確認。
対応サイズ:4500×2500×1000
鋳造
塗型
造型
鋳砂抗圧力:2回/日 造型時に鋳型強度を計測。
強固な鋳型で品質を確保
強固な鋳型で品質を確保
注湯
溶湯確認:1チャージ毎にテストピース上で各検査を実施
1.成分検査:溶湯成分を確認
2.機械試験:引張り、伸び、硬度を確認
3.組織検査:表面組織の確認
1.成分検査:溶湯成分を確認
2.機械試験:引張り、伸び、硬度を確認
3.組織検査:表面組織の確認
引張試験
硬度検査
球状化判定
型バラシ
仕上げ
1.外観検査:仕上げ作業終了後に異物混入 凹凸等支障をきたすモノが無いか確認
2.歪み検査:製品の反りを確認
2.歪み検査:製品の反りを確認
出荷
品質保証
各種検査
1.UT検査:超音波を使用し内部欠陥の有無を確認
2.PT検査:検査液を用いて表面の割れ、ブローホールの有無を確認
3.硬度検査:硬度計を用い表面硬度を確認
2.PT検査:検査液を用いて表面の割れ、ブローホールの有無を確認
3.硬度検査:硬度計を用い表面硬度を確認
JIS認定工場として
友鉄工業は中四国初の日本工業規格(JIS G 5502)表示認定工場の認定を受けています。製造・検査・管理の全てにおいて、高い品質を維持出来る工場にだけ与えられるこれらの認定は、当社の技術力を示す一つのバロメータとなるでしょう。
ただ重要なのは、当社で扱う技術とは「機械任せに出来ないもの」であるという点です。鋳造とは、非常にデジタル化の難しい、スタッフ一人ひとりの判断と経験が問われる技術。
この部門で品質保証認定を受けたという事は、すなわち当社の「人材づくり」が認められたという事に等しいのです。
入社直後からスタートする様々な教育支援や、部署ごとに進められるQC活動。また30年も前から採り入れられている社内提案制度には、年間で1500件ものアイデアが寄せられます。
こうした「人づくり」に対する前向きな取り組みこそが、友鉄工業の屋台骨を支えているものなのです。
下水道協会認定
鋳物リサイクルの流れ
(社)日本下水道協会認定資器材の製造において定められた検査規格に沿って製造を行い、定められた製品検査、製品品質を実現出来る能力があると認められると認定工場となります。
当社では平成6年4月1日、下水道用グランドマンホールの製造において、認定を取得致しました。
環境に配慮したモノづくり
鋳物リサイクルの流れ
何度でもリサイクルが可能な「鉄」という素材。もちろん友鉄工業でも、資源の再利用という概念はかなり早い段階から取り入れられています。
原材料の7割を再利用資源から調達するほか、社内で発生する鉄くずまでも有効に活用。私たちは「廃棄物を生まない」生産体制を、しっかりと確立しているのです。